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西部労福協交流事業開催される「香川県のまちおこし連携交流事業」

  2016年度西部労福協交流事業「香川県のまちおこし連携交流事業」開催される!!

  西部労福協交流事業は、新たな趣旨でのスタートに当たり、「スローライフ」「田舎の良さ発見」をコンセプトに香川県地域の各団体の協力の下6月3日~4日に西部ブロック9県から53名(高知5名)の参加で開催されました。

  一日目は、伝説の「鬼ヶ島(女木島)」、癒しの島で、島のこころ総出のふれあいを体験しました。高松港から鬼ヶ島までフェリーで20分(近いなと感じ!)で到着、NPO法人「スローライフ」代表岡内氏と地元のDSCN2738方の歓迎を受け、最初にうどん打ち体験、料理は地元婦人会の地産地消メニューに舌鼓、そして「鬼ヶ島大洞窟」探検、桃太郎伝説の空間を楽しみました。ゆっくりと時間が進み「スローライフ」な時を過ごしました。

  二日目は、「逆打ち」遍路の心に触れる道歩き、名物「打ち込DSCN2742みうどん」とふれあいを体験、今年は4年に一度の「逆打ちへんろ」の年で、88番札所大窪寺~1番札所霊山寺へ「逆打ち」、何倍ものご利益があるとのこと。大窪寺では「おへんろつかさの会」のガイドにて歴史を学び、お昼は名物「打ち込みうどん」、そしてへんろ道へ、途中香川県労福協の「お接待」(参加者より、ありがとうございましたの声)、当時のへんろ道をしばし体感しました。

本交流事業はDSCN2787中四国9県の持ち回りで、交流を図るために毎年継続して取り組んでいる事業です。


 「逆打ち」ご利益3倍? <逆打ちの始まり>

 昔、伊予の国(愛媛県)に衛門三郎という庄屋が住んでいました。ある日、家に托鉢僧がやって来たが、竹箒で追い払いその後次々と息子たちが亡くなった。

  「あの時の托鉢僧が弘法大師であった」と気付き、許しを請うために八十八か所を巡拝している弘法大師の後を追い、お遍路を始めた。

  ところが二十回巡っても、いっこうに会うことが出来ず、二十一回目に「逆に回れば会えるのでは」と逆方向に回ったところ弘法大師に会え、許しを請うことが出来たことが「逆打ちの始まり」と今に伝わっています。

  衛門三郎が逆から巡りはじめた年がうるう年だったということもあり、四年に一度のうるう年に逆打ちすると、弘法大師に会えるといわれています。

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  衛門三郎が弘法大師に会えた年は、うるう年で六十年に一度の丙申の年だったとする説があり、今年がその年で「逆打ちへんろの好機」とか・・・。

 「逆打ち」は道順が分かりにくく「順打ち」よりも骨が折れます。

《逆打ちご利益には諸説ありますので本内容については、各種資料(インターネットを含む)を参照しています。》