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2018年度 西部労福協第37回研究集会開催

 

「持続可能な社会づくりを考える」

    ~格差・貧困社会の是正と「共助」の役割~

2018年11月8日(木)~9日(金)、高知県高知市「三翠園」で、中四国9県の地方労福協、事業団体、労働団体85名の参加で開催、高知県労福協より21名が参加しました。

開催にあたって、西部労福協・成合善朗会長、開催地の高知県労福協・折田晃一会長、開催地の高知県商工労働部・栗山典久副部長、高知市・中澤慎二副市長の挨拶があり講演に入りました。

    • 講演Ⅰ「労働者自主福祉運動推進の意義と課題」

連合島根 景山誠副事務局長

      • 「運動とは・・・」「活動とは・・・」で始まり、「ろうきん・ろうさい」についてわかりやすく話がありました。

 

    • 若い人たちに向けて「歴史と存在意義」について改めて提起され、引き継いでいく先輩たちへの問題提起でもあった。
    • 講演Ⅱ「生活困窮者支援と地域共生社会」

高知県立大学社会科学部 田中きよむ教授

    学生たちと地域へ足を運び色々な活動を通して地域に密着した取り組みについて、話がありました。「高齢者が支える地域づくり「と「若い世代との共生」を図っていくための様々な活動報告と課題提起があった。

 

    • 講演Ⅲ「「高知におけるフードバンク活動等の実践」
      ~緊急時のフードバンクの必要性と困窮者への食糧確保、子ども食堂への支援~
      フードバンク高知 青木美紀代表
    • 高知での今までの活動について報告がありました。
    • 講演Ⅳ「子どもの貧困対策と地域づくり」
      法政大学現代福祉学部 湯浅誠教授
          • 人と人がふれあう居場所づくりによって地域交流が図れ、子どもの貧困対策につながる。特に、赤信号と黄信号の話は分かりやすかった。最後に参加者へ、それぞれの地域で、「子ども食堂」「子どもの居場所」、

          • そして地域づくりを含めて、お互いがこの貧困対策・地域づくりの絡む接点で、なにか「ことを起こし」「ことを続け」「ことをはじめ」「ことを続けて」いただければ、ありがたいという話で締めくくりました。
            各講演が行われ、参加者は大変勉強になり、今後の活動に活かして、地域での活動の広がりを進めて行くことの決意となったことと思われます。