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2022年度 勤労者の森事業報告

2022年度 勤労者の森事業「久保谷セラピーウォーキング」と「木質ペレット工場見学」

秋晴れの空のもと、2022年度勤労者の森事業のイベントとして、高知の大自然に触れるとともに、中山間地域の暮らしや森林環境について学び、自然の豊かさを体感し、地元の方々と交流することを目的とした「久保谷セラピーウォーキングと木質ペレット工場見学」を開催しました。イベントには、大人24名と小人1名の計25名が参加し、マイクロバス2台に揺られながら雲の上の町、梼原町久保谷セラピーロードに到着。はじめに、勤労者の森実行委員会を代表して、労福協事務局長の井上氏が挨拶を行い、続いて現地スタッフの「松原まろうど」会下元さん他2名のガイドでウォーキングに出発しました。約3㎞をゆっくり時間をかけウォーキング。途中ガイドのもと、珍しい山林植物にふれ、参加者は興味深く聞き入っていました。また、水路の回りをふかふかな苔がむし、紅葉も真っ盛りで格別の美しさを満喫することができ、森、水、風の音に包まれながら、美しい水路に癒されるセラピーロードを堪能しました。

昼食休憩の後、午後からは「木質ペレット工場」の見学を行いました。参加者の皆さんは現地スタッフの説明を熱心に聞きながら、間伐時に生じる未利用材や根元材などを原料にし、固形燃料の木質ペレットを製造する行程を見学しました。ペレットは熱量を一定に保つことができる燃料として近年注目されており、薪や炭などと比べて安定した供給が可能なうえ、運搬性にも優れるというメリットをもっています。生産されたペレットはペレットストーブやペレット炊き冷暖房機の燃料として利用されているとのこと、循環型社会を目指す梼原町の取り組みについて学習することができました。

自由時間には、梼原町内にある、ゆすはら座やまちの駅「ゆすはら」、建築家隈研吾さんが建築された雲の上の図書館などを巡り、滞在時間を楽しみながら過ごしました。

今年度も、大自然に親しみ・学び、思い出に残る体験が出来ました。また、「久保谷セラピーロード」梼原町松原地区のスタッフの方々のご協力で無事に終了することができ、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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