労働セミナーを開催しました!
2023年6月26日(月)、高知県立高知国際高等学校の3年生(受講者285名)を対象に「労働法ワンポイント出前講座“働く前に知っておきたい話”」を開催しました。講師は連合高知西村副事務局長を迎え、これから大学や専門学校に進学した時にアルバイトをすることや、高校卒業後に就職することを念頭に置いて「働く前に知っておきたい事」や、社会における差別・ハラスメントを主に講演をしていただきました。
また、今回の出前講座では、人権学習も併せて行うことをリクエストされており、高知県における人権課題などについても、講演の中で触れる内容とさせていただきました。
今回の「労働セミナー」でも、参加した生徒に講演後のアンケートを実施しており、その内容を少しご紹介させていただきます。高校生に向けてのセミナーで、就職や今後アルバイトをすることを想定した中で、「採用面接のときに気をつけること」というContentsに多くの生徒さんが興味を持たれたようです。
また記述回答では、ハラスメントについての感想も多く書かれていました。
<学生の声>
- 将来の就職に向けて、自分がハラスメント等不適切な行為をされた時の対処法だけでなく、自分が無意識のうちに他人に不快な思いをさせてしまうことがないように、今後も勉強していく必要があると感じた。
- 働くということには多くの制約があることがわかった。
- 自分にあった職場を探し目的や目標を持って働きたいと思った。差別や偏見、ハラスメントのない社会になって欲しいと思った。
- 想像以上にハラスメントに種類があって驚いた。どのようなものがあるのかを把握して、ハラスメントに対する適切な対応を身につけたいと思う。
講演の最後には、講師から今後社会に羽ばたく生徒さんに向けて「社会の一員となる皆さんは、それぞれに責任のある役目や役割が与えられます。そのうえで、正しい知識や情報を習得し“差別・偏見”や“ハラスメント”のない社会を目指し、『自分らしさ』を失うことのない社会づくりへの参加をして頂きたいと思います。」というメッセージを送り講演を終了しました。