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2023年度 勤労者の森事業報告

勤労者の森事業

朝ドラらんまん舞台の地越知町「横倉山ミニトレッキング」

2023年4月から放送されたNHK連続テレビ小説(通称・朝ドラ)「らんまん」。植物学者の牧野富太郎博士がモデルとなった主人公の槙野万太郎を神木隆之介さん、妻の寿恵子を浜辺美波さんが演じ、植物学を通じてさまざまな人間模様が描かれて話題になりました。

今年度は、牧野富太郎博士ゆかりの地であり、歴史とロマンの山にスポットをあてて、横倉山のミニトレッキオグと沢山の植物が見られる牧野公園散策と自然の森博物館へ訪問しました。

勤労者の森事業

11月3日文化の日の当日は、晴天に恵まれ11月にもかかわらず25度以上の夏日となり、汗ばむ陽気となりました。越知町の横倉山麓から、山間の道路を上へ上へと進み、横倉山第3駐車場に到着。

実行委員長代理の労福協井上事務局長から開会の挨拶の後、ミニトレッキングコースの説明を受け、参加者26名とともにミニトレッキングに出発しました。コースの要所である横倉宮を折り返し途中に安徳天皇の供御水として用いられたと言われる安徳水に立ち寄るなど、牧野富太郎博士に思いをはせながらの山道をトレッキングとなりました。

勤労者の森

昼食後、横倉山自然の森博物館で、横倉山はサンゴ礁と大陸の一部が、長い年月をかけて日本へ移動し、隆起侵食を受けながら、現在の横倉山の姿となった様子や、約4億年前の「コノドント」と呼ばれる日本最古の化石や、クサリサンゴや三葉虫などの化石などを見学しました。また、現在、収蔵する牧野博士に関する資料を展示した企画展も開催されでおり、横倉山と生涯を通じて研究を続けられた博士の活動を紹介しています。2024年3月3日まで開催されていますので足を運んでみてはいかがでしょうか。

帰路は、新しく佐川に作られた道の駅に立ち寄り、すてきなお土産と楽しい思い出をリュックに詰めて家路につきました。

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