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2017年度 西部労福協第36回研究集会を開催

    「安心・共生社会実現に向けて」をテーマに
    2017年度西部労福協第36回研究集会を開催
    2017年11月9日(木)~10日(金)、岡山県岡山市「岡山プラザホテル」で、中四国9県の地方労福協、事業団体、労働団体94名の参加で開催、高知県労福協より5名が参加しました。

 

    開催にあたって、西部労福協・弓立浩二会長、開催地の岡山県労福協の金澤稔会長、開催地の佐藤兼郎副知事、岡山市・佐々木正士郎副市長、全労済中四国統括本部・高松俊二本部長の挨拶があり講演に入りました。
    講演Ⅰ「生活困窮者自立支援制度の成果と今後の課題」~人口減少と社会保障~

前・内閣官房地方創生統括官 山崎史郎氏

①なぜ、生活困窮者自立支援制度が導入されたのか

◎日本社会の変容◎「社会的孤立」の問題

②生活困窮者自立支援制度が目指すものは、なにか

◎日本の社会保障の光と影―社会保障の限界
◎「共生支援」の考え方
◎「取り込む」、「つなぐ」、「つよめる」
◎生活困窮者自立支援制度のねらい

③これまでの成果と今後の課題

◎これまでの実績
◎今後の課題と展望―「地域共生社会の実現」

    講演Ⅱ「地域で、チームで、長い目で」

岡山県学童保育連絡協議会 糸山智栄会長

①社会的状況 社会的弱者

②フードバンク岡山の設立と活動

◎生活困窮支援と食品ロスの削減
◎子ども食堂との連携ネットワーク
◎たくさんの市民団体、行政、企業との連携で

③作業療法士と学童保育のコラボで発達障害児サポート

ふとしたきっかけでつながった学童保育と作業療法士

 

 

    講演Ⅲ「「奨学金制度に向けた第4ステージ」

中央労福協 北村祐司事務局次長

①給付型奨学金実現までの中央労福協の取り組み

②第4ステージ(2017年9月~2018年5月)―今後の課題と取り組みについて

    講演Ⅳ「労働運動・労働者自主福祉運動への期待」

連合総研理事長・前連合会長 古賀信明氏

①グローバリゼーションの激化と新たな枠組みの模索

②労働運動と労働者自主福祉事業の連帯の再構築

③これまでの拙い経験から学んだこと

上記各講演が行われました。参加者は大変勉強になり、今後の活動に活かして、地域での活動の広がりを進めて行くことの決意となったことと思われます。