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「国際協同組合年を考える」をテーマに

演壇を降りて講演する富沢教授

西部労福協第31回研究集会を開催

11月1・2日、愛媛県松山市の愛媛県勤労会館「ピュアフル松山」で、高知県から5名、中四国9県及び中央労福協から計76名、講師・来賓9名で85名の 参加者で西部労福協第31回研究集会を開催しました。 研究集会第1日目は、例年、愛媛県単独で開催している愛媛県労福協研究集会と合同開催となり愛媛県より別途84名が参加しました。

■富沢賢治一橋大学名誉教授の講演 西部労福協間嶋会長、地元愛媛県労福協木原会長、そして来賓の愛媛県・市の挨拶の後、一橋大学名誉 教授で協同組合憲章検討委員会委員長を務める富沢賢治教授に「国際協同組合年を考える~協同組合の過去・現在・未来~」について講演頂きました。富沢教授 は協同組合の社会的役割について研究しており、協同組合憲章策定を進める幾つかの課題の中で非営利・協同団体の「CBO」の役割の重要性などについて講演 頂きました。 講演2は地域協同組合無茶々園で協同労働で町づくりを進める「えひめ・協同まちづくりネットワーク」の大津清次事務局長の地域での実践報告を受けました。

防災ゲーム「クロスロード」、グループに分かれて進行防災ゲーム「クロスロード」

研究集会2日目は、全労災愛媛県本部武田和也事業推進部長より「住まいと暮らしの防災・保障点検運動の取組」について報告を受け、続いて神戸クロスロード研究会の吉本和弘さんをファシリテーターに防災ゲーム「クロスラード」を行いました。 吉本さんは元神戸市消防局のOBで阪神大震災を消防士として体験されており、この経験を基に作られたゲームを行う事により、机上の災害対策マニュアルでは対応しきれない実際の災害に近い体験を通して実践的な災害対策をゲーム形式で学びます。

災害に直面した場面を想定した設問にイエス・ノーのカードで応え、何故イエスなのかノーなのか、他の参加者の意見を傾聴する事で、災害への対応の原則と、その答えは一つではない事を参加者は学びました。

 

 

欧州視察を報告する島根県労福協・並河幸司氏

欧州労働者視察レポートを発表

講演の最後は第44次欧州労働者視察に参加した島根県労福協の並河幸司さんの視察レポートを発表して頂き2日間の日程を終えました。